「目標は子ども食堂をなくすこと」
何やら不穏(?)な言葉で始まった今回の
クルミラでしか行けない世界。
今回は移転を終えて
新たなスタートを切った
「NPO法人ライオンハート
365日ぬくもり子ども食堂
(通称:ぬくぬく)」
を訪問。
一時は移転先が見つからず
閉鎖の危機にありました。
危機の詳細は以下の記事を
読んでみてください。
しかし、
そこには驚愕の逆転劇と
温かい支援の輪が広がっていました。
ということで、今回は
子ども食堂ぬくぬくの
現在の様子をお届けします。
この記事はYouTbe番組
『クルミラでしか行けない世界』の
以下の動画をブログ化したものです。
動画も合わせてお楽しみください。
子ども食堂「ぬくぬく」移転までの舞台裏
前回の放送時、移転先が見つからず
絶体絶命の状態だった「ぬくぬく」。
ですが、奇跡的に新拠点が決定しました。
広報担当の佐藤すずみさんをはじめ
スタッフの方々は、12月31日の大晦日から
正月休みを返上。
3週間近くかけて不眠不休で
引っ越し作業を敢行しました。
1月11日のオープニングセレモニーを経て、
1月末にはようやく本格的な調理や
無料塾の運営ができる体制を整えたそうです。
食事を作るにも
ガスコンロからIHに変わったことで
勝手が変わり、難しくなり大変なことも。
ようやく2月ごろになり
一汁三菜が出せるような
体制が整いました。
パワーアップした新拠点の設備
新しい施設は、以前よりも広々としており、
多様なニーズに応えられるよう設計されています。
具体的には以下のような部屋が用意されています。
多機能なキッチンとダイニング

みんなで料理ができるL字型のキッチンと、
一家団らんのようにご飯を食べられる
広いダイニングが完備されています。
広いダイニングスペース

広々としたダイニングスペースでは
ちゃぶ台を置いてみんなでご飯を食べます。
そしてみんなで画像の
左側にある大きなテレビを
みていることも多いそうです。
まるで家のように
ソファーにふんぞり返って
くつろいでいるのだとか 笑
無料塾のスペース

ダイニングを奥に進むと小学生と中学生が分かれて
勉強に集中できる塾スペースがあります。
以下の画像のように曜日ごとに
何を学ぶかが決められています。

24時間体制の一時保護機能

さらにその奥に行くと以前の施設ではなかった
「一次保護」ができる寝泊まり可能なスペースがあります。
この部屋があることで
家庭の問題で居場所をなくした子どもや、
避難が必要な親子を24時間体制で
受け入れられるようになりました。
このスペースでは
ソファでくつろぎながら『ワンピース』などの
人気マンガを読めるスペースもあり、
子どもたちのリラックスした居場所となっています。
「クルミラが来てから奇跡が起こったんです!」
すずみさんはことあるごとに
理事長である及川さんに
「クルミラが来てから
奇跡が起こったんです!」
とお話しをしていたそうです。
及川さんだけではなく、
クルミラのことを知らない女性にも
同じように熱弁されていました 笑
お話しを伺うと、2025年10月まで
次の施設が決まらず・・・
12月にはもう退去しなければならない。
そんな時に、ソマクルが来た直後
新しい施設(現在の施設)が決まり
契約も決まりました。
驚愕の支援:クラウドファンディングとメディアの反響
移転に伴い実施された
クラウドファンディングでは、
信じられないような奇跡が起こりました。
開始2日で第1目標の300万円を突破し、
最終的には235名から合計665万円もの
支援が集まりました。
この奇跡的なストーリーは
多くのメディアの目に留まり
テレビの密着取材や
著名なミュージシャンの訪問など
大きな反響を呼んでいます。
そこからInstagramの
フォロワーも急増。
そこから
マンスリーサポーターの
支援も増えました。
(マンスリーサポートについては
この記事の最後に詳しくお伝えします)
また、小中学校や保育園の
近くに移転したことで
- 不登校のお子さん
- 未就学児を育てるシングルマザー
などの利用者さんも増えたそうです。
プロ野球・広島東洋カープの選手による
チャリティオークションがありました。
そしてその売上金は全て
子ども食堂ぬくぬくに寄付されます。
すずりさんの真の目標:「子ども食堂をなくすこと」
すずむさんが掲げる最終的なゴールは、
意外にも「子ども食堂をなくす」ことだそうです。
それは、「ぬくぬく」を卒業した子どもたちが
大人になったとき、特別な施設がなくても
- 「お腹を空かせている子がいたらご飯を食べさせる」
- お洋服が足りない子に服をあげたり
- 「困っている人に手を差し伸べる」
といった、かつての
昭和の家庭のような助け合いが
自然にできる社会を作ること
を意味しています。
現在、子ども食堂を必要としない
「お節介」ができる大人を
育成することに力を注いでいます。
私たちにできる支援:マンスリーサポーターの募集
素晴らしい新拠点ですが、
運営には課題もあります。
移転後は家賃や光熱費、
食費などの維持費が月に
約55万円かかるようになりました。
現在は貯金を切り崩しながら
運営している厳しい現状があります。
「ぬくぬく」では、
活動を継続していくために、
月々1,000円から支援できる
「マンスリーサポーター」
を募集しています。
コーヒー数杯分の支援が、
子どもたちの安心できる居場所を
守る大きな力になります。
また、7月には中学生を対象とした
大規模な進学支援イベントも予定されており、
学習支援の面でも活動の幅を広げています。
絶望的な状況から再生した
「ぬくもり子ども食堂」。
子どもたちの未来を作るこの活動を
あなたも一緒に応援してみませんか?
まとめ
閉鎖の危機から始まった今回の移転劇。
そこには、多くの人の想いと支援、
そして子どもたちの居場所を守りたいという
強い覚悟がありました。
「目標は子ども食堂をなくすこと」
一見すると驚くような言葉ですが、
その本当の意味は、誰かが困っていたら
自然と手を差し伸べられる人が増え、
子ども食堂そのものが必要なくなる社会を
つくること。
そんな未来を目指して、
「ぬくぬく」は今日も子どもたちの
笑顔を守り続けています。
もし、この活動に共感された方は、
ぜひ月々1,000円から始められる
マンスリーサポーターという形で
応援してみてください。
あなたの小さな支援が、
子どもたちにとって大きな安心と
未来への希望につながります。
